
人と森が共生しあう、日本特有の森の文化。
日本の森ほど、多様な生物が共生している場所は、世界でも希少な存在です。
そして、現代の若者たちが経験することの少なくなった、自然の中での原体験は、人間の五感を再発見させ、その感性に豊かな影響をもたらします。
この森を再生し、生態系を守ること。
未来をつくる若者たちにこの森で学んでもらうこと。
バンタンは、財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団のサポーターとしてアファンの森の再生活動を支援しています。
「アファンの森」再生活動とは?
日本は生物の多様性に富んだ風土を持ち、これほど生物の多様性をもった国は、世界的にもとても稀です。はるか昔から、日本ではこのような生物の多様性を保ちながら人と森が共生してきました。
しかし残念なことに、高度経済成長期以降、人々はその自然の素晴らしさに背を向けるようになります。樹齢400年以上のナラ、ブナ、トチなどの大木を含む豊かな森は切り倒され、スギやカラマツの植林地になってしまいました。そこには野生動物を棲まわせたり、水を蓄えられる豊かな力はありません。しかも放置された森は次第に荒れ果て、一見緑に覆われているように見えながらその中には光の届かない幽霊森となり、食べ物を失った野生動物たちは、里に下りて農作物を荒らさざるを得なくなりました。
一度でも人間が手を入れて生態系を壊してしまった森は、決して自力では元の森に戻ることは出来ません。やはり人間が手を入れて整備することで、生物多様性豊かな森に再生する必要があるのです。
長野県信濃町、そこに「アファンの森」はあります。1986年からC.W.ニコル氏らによる森の整備が始められて以来、病んだ森は少しずつ息を吹き返し、アファンの森には多くの動植物たちが帰ってきました。
いまでは森で出会う様々な生物の、想像を超えた不思議な形や色に驚き、森の音やにおいを感じることができ、その経験は人間の五感の再発見にもつながります。さらに調査・研究を重ねると、豊かな森が心や体へ及ぼす影響が非常に大きい事が分かってきました。
「アファンの森」では、身体や心に傷をおった子どもたちを森へ招き、プログラムを体験してもらうなど、森での活動を通して生きる力を与える「心の再生」にも取り組んでいます。そして未来の社会をつくっていくバンタンの学生の方々にも、この森でのワークショップの経験を、その後の創作に活かして頂いています。
私たちバンタンは、つくるチカラ(デザイン教育)を若い方々に与え続けることで、社会に貢献していきたいと考えています。
私たち心と生活に大きな力を与えてくれる森を再生し、未来を担う子供たちに残していくために、今私たちができることを行なう。1つ1つの小さなアクションが、私たちの未来を大きく変えることができると信じています。


























































