Vantan × Share with FIAT

00:
Event Report

【Event Report】

Vantan × Share with FIAT 産学協同プロジェクト
Since 2011.05～2012.04

2011年5月より、Vantan（バンタン）とイタリア自動車ブランドFIAT（フィアット）の社会貢献活動“Share with FIAT（シェアウィズフィアット）”で実施している産学協同プロジェクトが、約一年の時を経て、2012年4月、スマートフォン向けアプリ“FIAT回転寿司”の公開をもって完結しました。
バンタンにしか具現化できない、様々なクリエイティブ分野をまたいでの産学協同プロジェクトの取り組みをご紹介します。

【プロジェクト概要】

このプロジェクトは、“デザインのチカラ”で社会に貢献できる人材の育成に力を注いでいる「Vantan（バンタン）」と、クリエイティブ分野の未来を担う若者たちに、その想いをシェアし活動を広げていきたい「FIAT（フィアット）」が共感し実現しました。
01:
ASU-T

ASU-T（アスティー）プロジェクト

01:グラフィックデザイン

バンタンデザイン研究所でグラフィックデザインを学ぶ在校生約30名が“Share with FIAT”をテーマにオリジナルTシャツ『ASU-T（アスティー）』
を制作。完成した作品は、各学生がデザインに込めた想いのコメントと共に特設プロジェクトサイト（http://share.fiat-auto.co.jp/asu-t/）内で紹介され、期間限定の人気投票を実施、上位3作品はFIATオンラインストア内などで限定販売されました。

ASU-T（アスティーとは）

フィアットの故郷、トリノの隣に位置するイタリア・ピエモンテ州・アスティ（ASTI）県と同じ響きを持つ『ASU-T（アスティー）』
このネーミングは、「日本とデザイナーの、明日（未来）につながるTシャツ」という想い、そして「今回の活動が、学生たちの明るい明日へつながるように」という想いによって名付けられました。
02-04:
Interior,Food,Party

02:インテリアデザイン・レセプションパーティー

バンタンデザイン研究所でインテリアデザイン・インテリアスタイリングを学ぶ在校生が、FIAT（フィアット）が運営するカフェ「FIAT CAFFE」に空間デザインを提案。第1弾で制作した『ASU-T』展示期間中の作品ディスプレイをはじめ、プロジェクトのキーワードでもある“つながり”“広がり”から発想を広げ、本プロジェクトに関わる全ての人たちをつなぐ“想い”をデザインしました。『ASU-T』展示期間中は、「FIAT CAFFE」全体が“想い”をつなぐ空間に変わりました。

03:フードデザイン

レコールバンタンで、フードデザインを学ぶ在校生が“野菜を美味しく食べる”をテーマに、パスタやデザートなど、素材本来の美味しさを大切にするイタリア料理のレシピを考案し、『ASU-T』展示期間中、スペシャルメニューとして「FIAT CAFFE」で提供されました。

04:レセプションパーティー

『ASU-T』で制作し、商品化が決まった3作品の表彰をはじめ、インテリアやスペシャルメニューのお披露目をかねて「FIAT CAFFE」でVantan×Share with FIATのレセプションパーティーを開催しました。当日は、FIATのカントリーマネジャーであるティツィアナ・アランプレセ女史より今後プロジェクトの発表もあり、“アプリ開発プロジェクト”が始動することになりました。
05:
Application

05:ゲームアプリ開発

FIATとの産学協同プロジェクトの締めくくりは、“スマートフォン向けアプリ開発”

バンタンゲームアカデミー、バンタンドットライブアカデミーの各在校生が提案した複数の企画の中から、優秀作品として選ばれたのは“FIAT回転寿司”。このゲームアプリは、回転寿司のカウンターに並ぶFIAT車の中から気に入ったものを選び、表示されるお題に合ったアイテムの皿を取るというもので、iPhoneとAndroid対応のスマートフォンアプリです。
先日、Appleの審査を無事に通過し、今後は以下よりダウンロードいただけます。

FIATアプリダウンロード方法
iPhone ： http://itunes.apple.com/us/app/fiat-hui-zhuan-shou-si/id517490671?l=ja&ls=1&mt=8
Android ： Google Playストアで「FIAT回転寿司」を検索

今回Vantanでは、単独の分野ではなく、複数分野での産学協同プロジェクトを実施することで、在校生には“デザインのチカラ”の可能性を、社会にはデザインを学ぶ若者のチカラを伝えられたのではないかと考えています。
バンタンでは、今後もこのような産学協同プロジェクトによる実践型デザイン教育を通じ“デザインのチカラ”で社会に貢献できる人材の育成を行っていきます。