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NEWS アーカイブ2013年度

『Students Interview』 バンタンデザイン研究所 清 優海子さん
2013.11.14

[Students Interview]

清 優海子
(セイ ユミコ)

バンタンデザイン研究所 ファッションデザイン研究科

《祝・Asia Fashion Collection Semi Grand Prix

-オートクチュールこだわるデザイン-



先日開催されたAsia Fashion Collectionで見事セミグランプリを受賞し、

来年2月のNY Collectionへの出場権を獲得した清(セイ)さんにお話を聞きました。





正直、全然実感がありません。

二次審査会の時、講師の方々に最近のNYの市場やコレクションの傾向を聞いていて、

オートクチュールが非常に少ないと言われていたので、

オートクチュールにこだわっている私の作品が

今回の東京コレクションで選ばれることはないと思っていました。

自分の中では勝手にショー全体の"盛り上げ役"ぐらいに思っていたんです・・・。

それだけに、自分の名前が呼ばれた時は本当にびっくりしましたね。

どうしたらいいのか全く分かりませんでした。





私のブランドである『SEi(セイ)』は、"繋ぐ"をコンセプトに、

ニットを使ったオートクチュール
というテーマ設定でデザインをしています。

「世界に1つしかないモノが、自分だけの特別なモノであること」

服に限っての話ではなく、それはその人にとってとても大切なモノだと思います。

私がデザインした服を着た人が、その日は特別な気持ちになって何かを頑張れる。

直接的ではありませんが、そんな間をつなぐ"繋ぎ目"になるといいなぁと思っています。

 

私が初めてニットに触れたのは、たぶん小学性の頃のクラブ活動だったと思います。

その時は特にこれといった何かは感じませんでした。

それから中学高校とニットには一切触れていませんし・・・。

次にニットに触れたのは、バンタンデザイン研究所に入学して先輩の制作の手伝いをした時でした。

その時は、モチーフ編を大量にしなければいけないということで、

私もクラブ活動を思い出しながら大量に編みました。


その後、今度は自分の課題でデザインコンセプトを掘り下げていった際に、

コンセプトとして"繋ぐ"に行きつき、

それを表現する方法としてたどり着いたのがニットでした。

糸って様々なものを繋ぎますよね。

しかも一度切れても紡いだらまた直して使えるし。

それが私の考えていたコンセプトにしっくりはまったんです。

以来、私の作品には全てニットを使用しています。





私はデザインを考える際、「色」からアプローチをしています。

以前は、普通に8等身の人間に画を描くようなデザインをしていました。

でもその頃は、なかなか自分が納得できるようなデザインを描くことができませんでした。

ある日、講師の方に「色から描いてみたら?」と教えてもらったのがきっかけで、

色から描くようになったのですが、

私はコラージュも得意ではないので白いキャンバスに色を塗ったらそこでまた止まってしまっていたんです。

仕方がないのでじ〜っと眺めて悩んでいるうちに、

ふと"あっ足"とか"あっ手"とかって見えるようになってきて(笑)。

それからは、白いキャンバスに色を塗って各パーツを描き足したら、

それをデザイン画ってことにしています。

周りのみんなからはデザイン画とは言ってもらえないんですけど・・・。



 

あと、デザインは誰かにオーダーされているというイメージも持つようにしています。

オーダーを受けたところから妄想を膨らませて色に落とす。

そしてそこからヘアやメイクまでを組み立てていくような感じです。

たぶん、私は論理的ではなく感情的にデザインをしているんだと思います。





今回のショーでは6体出しました。

ニューヨークでは810体ぐらいを出したいと考えています。


ただ、ニューヨークでは今回のようにモデルのヘアやメイクに至るまでを全て自分でコーディネートできるというわけではありません。

それだけに自分の世界観が表現しきれるかが課題です。

私は元々、量産したいという考えが頭にないので、

制作においても工場にまわしたり外注に出したりということはあまり考えていません。

自分の目の届く範囲の中で作っていきたい。


ニューヨークまでにどこまでやれるか・・・頑張ります!








Vantan(バンタン)
http://www.vantan.jp/school/

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