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NEWS アーカイブ2013年度

『Students Interview』 バンタンデザイン研究所 X-SEED 鈴木まあくさん
2013.06.07

[Students Interview]

鈴木 まあく(スズキ マアク)
バンタンデザイン研究所 「X-SEED(エクシード)」

《ブレない"世界観"から生まれる新ジャンルのモードファッション》

―"世界観"とファッション―
私はこの春、ファッション学部 コレクションデザイン研究科(3年制)を卒業し、

改めてファッション系マスターコースの"X-SEED(エクシード)"に通っています。

入学当初は長いと思っていた3年間が実際はもの凄く短くて、

もっと深く学びたいと思って、試験を受けて進級しました。

実は、私はもともと"ファッション" に興味を持っていたわけではありません。

どちらかと言うと"ロリータ"という世界に興味を持ったのがきっかけです。

私は、小さな頃からお伽話やディズニープリンセス、人形というような

"ファンタジー"の世界観が好きで、いつも想像を巡らして遊んでいました。

中学校に入り、友だちを通じて出会ったのが"ロリータファッション"。

雑誌で見た瞬間、「これだ!」と思いましたね。

友だちと一緒に店頭にも見に行ったのですが、値段が凄く高くて・・・

結局、母親に無理を言ってお願いして一式(ファッション・靴他)を揃えてもらいました(笑)。

それからはもう、本当にそればかり着ていました。

家でも外でもそればっかり。

凝り性な私が、もう凝りまくって他のものを身に付ける自分なんて想像できないぐらいでした。

それから数年間、

バンタンデザイン研究所に入ってもしばらくは"ロリータ"一筋だったんですけど、

ある日、友だちに連れて行ってもらった"古着屋"でそれが一変しました。

"古着"と言ってもジーンズやシャツなどではなく、アンティークとかヴィンテージに類されるようなヨーロッパ調の古着なんですが、

そこからはもう古着オンリーの暮らしになりましたね。

単純に"ロリータ"単体に飽きたということもあるかもしれませんが、

どうやら一度ハマるとそれしか受け入れられなくなるみたいです。

それから純粋な "ロリータ"というファッションは身に付けていません。

逆に、「なんであんなに派手な服を今まで着ていたんだろう。恥ずかしい!」って(笑)。

さらに今は、

"モード"を軸に"ロリータ"と"古着"の世界観をミックスさせたような世界観のデザインを好きになって、

そういう服ばかりを身に付けています。

自分がデザインする作品も、全てそのような作品です。

-"世界観"の具現化=ブランド―
現在、私が手掛けているブランド、

『ViVijoanne Anais dorsbien(ヴィヴィジョアンネ アナイス ドースヴィエン)』は、

"少女"をテーマにしています。

少女といっても小学生のような小さな"少女"ではなく、

中学生の後半ぐらいで思春期の真っ只中にいる「清純」の中に「不完全」や「不安定」、「曖昧」といった感じのものを持ち合わせたような"少女"をイメージしています。

私はデザインする際、"世界観"を最も大切にしているので、

作品には必ずストーリーを設定し作品を通じて一つの物語を思い描けるよう意識しています。

ブランドテーマによる世界観を持ちながらコレクションごとに細分化したテーマ性を究極まで掘りさげてデザインします。

ちなみに前回のVantan Cutting Edgeに出品した際の作品テーマは『愛されるため可愛いに擬態する〜マリオネット症候群』でした。

パターンや縫製ももちろん重要ですが、

"世界観"をデザインで表現する上で、私は何よりデザインにこだわりたいと思っているんです。

※Vantan Cutting Edge2012出展作品
鈴木まあく②

―X-SEED〜今後―
今後、『ViVijoanne Anais dorsbien』を育てていく上で重要だと考えているのは

「沢山の人に知ってもらう」こと。

といっても誰にでもということではなく、

"少女"というテーマの中で"モード""ロリータ""古着"をミックスさせている、

このブランドの世界観に共感してもらえるようなコアユーザーに知ってもらいたいと思っています。

X-SEEDでは、これまでのようなデザインの勉強だけでなく、

まだブランドを知らないユーザーにどのように認知してもらい共感者を広げていくのかも勉強しています。

あと、海外にも目を向けたいですね。

ジャパニーズカルチャーを世界に広めるというと少し仰々しくなってしまいますが、

自分なりに咀嚼して自分のブランドが創りだすジャパニーズカルチャーを

フランスやアメリカ、その他様々な国々に発信していけたらいいと考えています。

今は、10月のコレクション発表に向けて世界(主にフランス)の美術や建造物(ゴシック様式)の調査を行いながら、デザインのタネを溜めているところです。

コレクション発表の際は、是非多くの方々に見ていただきたいです。

是非楽しみにしていてください!

※ViVijoanne Anais dorsbienロゴ
鈴木まあく③ 
ポートフォリオ 


バンタンスクール一覧:
http://www.vantan.co.jp/school/

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