ファッションデザインから始まったバンタングループは、ライフスタイルデザインにもその活動の領域を広げてまいりました。今回は、そのライフスタイルデザインの更に一歩先、つまりライフワークデザイン、しかも農業に特化したワークデザインを提唱すべく、『アグリベンチャーセミナー』を株式会社NOPPOと共催いたします。
■ 日程: 5月12日(土) 13:30-16:30 (13:10 開場)
■ 場所: 丸ビル ホール&カンファレンススクウェア ROOM1
東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル8F
■ 主催: 株式会社バンタン
■ 共催: 株式会社NOPPO
食や農業、そして環境の問題に関心を持つビジネ
スマンで起業を目指している方や、農業経営を目
指す若年層、また退職後の農業従事を考えている方を対象に、様々なアグリベンチャーの現状を紹介し、参入のキッカケを創出することを目的としています。
セミナーでは若手専門家による農業問題の整理に始まり、農業ベンチャー参入のノウハウをお伝えしま
す。また、アグリマーケッターやアグリビジネス経営者が皆さんの疑問にお答えします。
■ プログラム:
13:30~ 挨拶: 石川広己 (株式会社バンタンコミュニケーションズ 代表取締役)
13:40~ 講演: 脇坂真吏 (株式会社NOPPO 代表取締役)
・テーマ 『アグリビジネスの変革 ~これから先のアグリビジネス~』
これまで閉鎖的で見向きされてこなかった農業に関する情報は未だに限定的であり、外部の人々が農業の全体像をつかむことさえも難しいです。そこで、生産から販売までの今日の実態をお伝えすることで農業問題の整理をし、未来の農業にどのような可能性があるのかをお伝えします。
14:20~ アグリビジネスパーソン講演:
・3つのテーマについて、それぞれの現場で活躍しているプロが生の声をお伝えします。
テーマⅠ 『株式会社で農業生産する』: 佛田利弘 (株式会社ぶった農産 代表取締役)
テーマⅡ 『市民農園を経営する』: 下山博 (有限会社ドミタス 代表取締役)
テーマⅢ 『流通で差別化する』: 眞々田佐代子 (眞々田農園 営業販売担当)
15:20~ 休憩
15:30~ パネルディスカッション:
・テーマ 『アグリビジネスの成長性』
・司会者: 斎藤幸男 (株式会社JAMM 代表取締役)
・パネリスト:
脇坂真吏 (株式会社NOPPO 代表取締役)
佛田利弘 (株式会社ぶった農産 代表取締役)
下山博 (有限会社ドミタス 代表取締役)
眞々田佐代子 (眞々田農園 営業販売担当)
16:30 終了
■ 受講料: 一般 10,000 / 学生 5,000
■ お申込み方法:【お申し込みフォーム】
お電話にても受付けております。
■ お問い合せ先:TEL:03-6731-3456
■ 共催企業プロフィール:
株式会社NOPPO
東京農業大学卒業の若手社長が起こしたアグリベンチャー企業です。農家に対しては経営コンサルティングや青果物販売代行、Eコマース、Web制作を行なっています。流通業者に対しては主に営業販売の業務委託を受け付けています。そして、大学生に対しては啓蒙イベントの開催やフリーペーパーの発行を行なっています。
所在: 中央区新富 設立: 2006年3月
代表取締役社長: 脇坂真吏 社員: 3名
ホームページ: http://www.e-noppo.net/
■ 講演者プロフィール:
脇坂真吏 (株式会社NOPPO代表取締役)
東京農業大学在学時に全国を農業実習で回りながら、東京では㈱エフ・アグリシステムズの立ち上げに関る。そこでは野菜ソムリエ(現ベジタブル&フルーツマイスター)の資格を企画運営しながら、自らはエフ・アグリシステムズの青果物販売店舗を店長として経営。そして卒業間近に自らの夢であった「30年後に小学生希望就職ランキング第1位を農業にする」ためにNOPPOを設立。
現在は、毎朝築地市場青果部の大手卸業者の業務を受託し店舗売上げの記録を更新する傍ら、大学生向けの啓蒙イベントやフリーペーパーの発行に尽力中。
佛田利弘 (株式会社ぶった農産 代表取締役)
農林水産省農業者大学校入学後、デンマークや新潟での長期農業実習を体験。1983年農林水産省農業者大学校卒業、家業の農業に従事。2001年日本で初めて農業生産法人の株式会社化。直営店やEC、新規学卒者の雇用など、農業のビジネス化に注力。
また、副社長を務める㈱ジャパン・アグリカルチャー・マーケティング&マネジメント(JAMM)では、農産物のブランディングや販促支援などのソリューションビジネスを手がけ、全国各地を飛び回る。
昨年9月には「いしかわ大学連携インキュベーター(i-BIRD)」に入居。筑波大学などの研究機関と共同で「農業経営の評価モデル」や“米の食味”を研究開発中。このほか、消費者からの直接出資で事業資金を得る農業ファンドや、学生をパートナーとした将来の農業ビジネスを担う人材育成にも尽力。
所在地: 石川県 設立: 1988年
資本金: 1,000万円 従業員数: 10名
HP: http://www.butta.co.jp/
下山博 (有限会社ドミタス 代表取締役)
有限会社ドミタスは神奈川県で市民農園を受託運営している団体。耕作放棄地対策として、また都市住民や団塊世代が「農」に触れる機会を提供する場としての市民農園に着目し、構造改革特区によって農地法の特例が認められたことを機に、市民農園運営・管理業務を開始。利用者の視点に立った設備やサポート体制、イベント開催を通じて着実に農園数を増やしている。利用者からのフィードバックも欠かさず、それを市民農園の管理に反映することで利用者の満足度の向上に努めている。現在の菜園数は10箇所、総面積1.7ha(全て川崎市と横浜市内)。
所在地: 神奈川県 設立: 2000年
資本金: 300万円
ホームページ: http://www.kateisaien.com/
眞々田佐代子 (眞々田農園 営業販売担当)
眞々田農園は先祖代々480年間続く埼玉県の家族経営農家。主人が生粋の生産者であり、奥さんが営業・広報を担当。その歴史の深さにあぐらをかくことなく積極的に販売営業を行い、都内の飲食店や小売店と直接取引をしている。顧客の細かいニーズに合わせた生産を行うと同時に、特殊な野菜の栽培や無農薬稲作も行う。
ホームページ: http://www.mamada.noen.biz/
野菜の取引先はこちら: http://www.mamada.noen.biz/html/group.html
■ パネルディスカッション司会者プロフィール
齊藤幸男
(株式会社ジャパン・アグリカルチュア・マーケティング&マネジメント(JAMM)代表取締役)
博報堂で自動車や電機メーカーの担当部長を歴任。東京築地青果株式会社を経て現職。「経営者意識の高い農家が消費者や飲食店に固定ファンをつくることで日本の農業は生き残れる」 という考えを基に、それまでの経験を生かして農と食を結ぶ“仲人役”としてJAMMを設立。
築地では既存の市場流通の弊害をつぶさに観察し、生活者起点型マーケティングの必要性を実感。JAMMでは利益を生み出す農業への転換を支援している。生活者起点のマーケティングサポート、生産者と生活者の多様なニーズを結ぶスイッチボード型のビジネスをデザイン。この他に、経営者意識の高い農家約1,000軒のデータベースサイト『農家オルグ』や会員数約10,000人の消費者と生産者のコミュニケーションサイト『たべるつくる』を運営。生産者によるプレゼンや消費者の生産者に対する要望などを促進している。
<株式会社JAMM>
所在地: 東京都 設立: 2003年
資本金: 1,000万円
ホームページ: http://www.jamm.jp/
農家オルグ: http://www.nouka.org/
たべるつくる: http://www.tabetsuku.jp/
【関連リンク】
■ 第1回アグリベンチャーセミナー開催報告